経済産業省 女性活躍推進基盤整備委託事業 女性起業家等支援ネットワーク構築事業

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  • 小野桃子さん(大分県)

先輩女性起業家インタビュー

わたしの夢がかないました。

4児の母であり、社長であり、妻であり。大切な人との時間も、仕事での収入も。
たった一度きりの人生を味わい尽くして楽しんでいます!

九州

小野桃子さん

-きっかけは?

結婚を機に大分県へ移住しました。第一子出産後に主人が身体を壊し働けなくなってしまいました。家計を支えるべく、就職活動をしましたが、私の出身は長野県で、いざという時に近くに頼れる家族、友人が居ない中での子持ち主婦の再就職はほぼ壊滅的でした。 ただ単に働くだけであれば、他にもパートやアルバイトであれば、働き先はあったと思いますが、自分や家族の10年後、20年後を考えたときに、「いまここでパートをしていたら、きっと10年後もパートのまま。子供が中学や高校大学と進学していく中で出費は確実に大きくなる。その時に慌ててお金を稼ごうと思っても、パートやアルバイトのままではきっと間に合わない。」 それに、この先経済的な理由や、仕事の為の制限のせいで子供(兄弟)を授かる事を諦めたくない。 そんな想いがあったので、経済的、子育ての時間的にも自立し、コントロールができ、余裕が出来るよう、自分で起業をして10年後、20年後に備えつつ、いまここであえて子供が小さいうちに起業をしようと思いました。 そして、私自身が子連れでの再就職の厳しさを知り、同じように働きたくても働けないお母さんたちの雇用の場や自立する場を作りたい。という事で会社を作りました。 また、子持ちで何の資格もないただの主婦でも、やれば出来るんだという、自らがモデルケースとなり、その経験をブログに書く事で、誰かのきっかけや力になれればいいなと思いました。(起業までの道のりを書いたシリーズ「ビンボー人、起業する」機会があれば読んでみて下さい♪http://ameblo.jp/closet-moonhill/entry-11931950601.html

1店舗イメージ写真2

-起業するまでどのような準備をしましたか?

起業すると決めてからは、起業準備期間を半年間と決めました。その間に、起業資金を貯めたり、起業準備をしました。 私の場合は、これで起業しようというビジネスが最初から決まっていたわけではありませんでした。ですので、私が今現在置かれている状況、スキル、資金、時間など、いろんな角度からアプローチしながら、ビジネスモデルを考えて行きました。そこで辿り着いたのが、まだ大分では知られていなかった「パーティードレスのレンタル」というもの。スペースも自宅の一室から始められるし、営業時間も「完全予約制」とし、予約が入った時のみの対応でいいので、子供が居ても時間の都合が付けやすい。レンタルする商品も、最初は数着から始めて、徐々に増やしていくスタイルに。結婚前にウェディングプランナーとして働いていた知識を活かして、フォーマルマナーを取り入れたパーティースタイルの提案をしていきました。こうして最初は自宅の押し入れに数着のドレスをかけてご案内していましたが、徐々にアイテム数も増えていきました。そこからだんだんとスペースが手狭になってきたこともあり、自宅の外へ店舗を借りて営業していくスタイルへ移っていったのですが、小さく始めたビジネスですので資金も限られており、なかなか思い通りに広告を打ち出したり、店舗改装が出来ませんでした。けれど、資金調達といっても、うちのような小さなお店を相手にしてくれる金融機関なんてあるのだろうか?お金を借りるのに、事業計画書や必要な書類の書き方もわからない。。。ましてやまだその当時は次男をおんぶしての毎日の営業でしたので、子連れでどこへ相談に行けばよいのやら。。。とにかく分からない事だらけ。 そんな中、インターネットで見つけた「大分市産業活性化プラザ」へ創業支援の相談へ行ってみることに。するとそこから、金融機関の方や、助成金の事などを教えて頂いたり、ご紹介して頂いた中小企業診断士の方々にサポートして頂き、無事に資金調達、事業拡大をすることが出来ました。お蔭様で、店内を改装したり、事業拡大に伴って店舗を移転したりすることが出来ました。

2ゲストドレス2

3移転前店内2

4拡大移転後店内2

-小野さんがこれからの目標・目指すもの

私自身、起業してから3回の妊娠・出産を経験してきました。現在は4児の母です。かつて、就職活動中に「両方取るなんて無理だ。子供を犠牲にしないと、いい仕事なんかできっこない」そんな風に言われたこともありました。けれど自ら出した答えは「両方取ること」でした。子育てと仕事と家庭と。様々な制約がある中で最大限のパフォーマンスをするにはどうしたらよいのか。何度も壁にぶち当たりました。主人とも何度もぶつかり合い、話し合いを重ねました。今もその繰り返しです。けれど、働き方を考える事で、自らの生き方を考えて行く事に繋がります。この過程は、とても大切な事だと思います。 これからますます女性も男性と同じように働く時代となっていくと思います。しかし、そういった時代の変化に潜む、多くの女性の苦悩、母としての葛藤、そして試練。誰もが抱えていることですし、これからの未来を担う子供たちも必ず将来直面する壁です。自分の人生は自分で選べるという事、働き方を考える事で、自らの生き方を考えて行く事の大切さを、子供たちに伝えられるような活動をしていきたいです。また、かつての私のように、働きたくても働く場所がない。自分に合った仕事がない。など、同じように悩んでいる女性やお母さんたちと、積極的に意見交換をしたり、そういった生の声を行政へ届けられるような仕組みづくりをしていきたいです。

5娘と2

6講演時2

-これから何かはじめたい!女性にメッセージ

まずは誰かに相談をしてみることで、大きく状況は変わってくると思います。創業支援センターの様なところや商工会議所など、様々な知識のあるプロの方が必ず何かアドバイスを下さると思います。 けれど、勇気を出して相談してみても、時には、自分が求めていたものとは違う反応や辛いことを言われるかもしれませんが、それは前進している証拠だと思います。進まなければ、壁に当ることすら出来ません。そして、壁が無くなることはありません。次から次へと出てきますが、諦めずに進んでいくと、必ず力になってくれる出会いがあります。一人では、出来る事は限られています。人との出会いを大切にしてください。

7移転後お祝いのお花と2

お名前 小野桃子さん (大分県)
会社名 株式会社Moona cross
大分県大分市舞鶴町1-3-30 STビル1F
会社URL http://closet-moonhill.shop-pro.jp/

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